北アルプス最奥地、標高2,500m以上の山頂付近に位置する山小屋「三俣山荘」と「水晶小屋」。電気もガスも水道もない環境の山小屋で長年オーナーを務めた伊藤圭さんが、いま活動の軸足を移しているのが、その麓の長野県大町市だ。
2026年7月18日(土)・19日(日)の2日間限定で開催される「まほろば商店街」は、普段はシャッターが下りた店が多い大町中心市街地商店街が一斉に開き、アウトドアブランドのPOPUPや音楽ライブ、ワークショップが入り込み、”私たちの理想郷”を出現させる企画だ。
なぜ山の人間が、街の商店街を舞台に選んだのか。コロナ禍で崩れた山小屋経営、大町だけが取り残されてきた歴史、若い登山者たちから広がる新しい山との向き合い方。「山と街をつなぐ」という構想に至るまでの道のりを、イベントの発起人でありオーガナイザーとして動く一般社団法人ネオアルプス代表・伊藤圭さんに聞いた。
